バネが目立たない部分入れ歯がほしい!それならノンクラスプデンチャーがおすすめ|千葉市稲毛、京成稲毛の歯医者

バネが目立たない部分入れ歯がほしい!それならノンクラスプデンチャーがおすすめ

「部分入れ歯のバネが気になる」とお悩みではありませんか?
笑ったときにバネが見えると、つい目がいってしまいます。はめる側としてはできるだけ見えないように口を隠したくなるかもしれません。
今回はそのような方に向けて「バネが目立たないおすすめの部分入れ歯」をご紹介します。審美性を重視したい方はぜひご参考にしてください。

部分入れ歯で気になること

部分入れ歯のお悩みとして多いのが「バネが目立つ」です。とくに前歯や中間あたりの歯にバネがかかっている場合は、人目を気にして笑えないという方も少なくありません。
審美的な問題は精神的なストレスにつながりやすいため、注意が必要です。
●保険適用の入れ歯では金属バネを使用する
金属バネは銀歯と同じ素材でできているため目立ちます。
保険診療の部分入れ歯では金属バネ以外のものを選択できません。どうしても気になる場合は、自費診療で製作する目立ちにくい部分入れ歯がおすすめです。

 

目立ちにくい部分入れ歯とは

自費診療で製作する「ノンクラスプデンチャー」は、バネが歯ぐきと同じピンク色をしているため、前歯にかけていても目立ちません。
バネだけでなく全体が透明感のある自然な色をしていることから、入れ歯自体が気づかれるケースも少なく、審美性を重視する方や若い方に人気があります。
ノンクラスプデンチャーのメリットやデメリットをさらに詳しくみていきましょう。

ノンクラスプデンチャーのメリットとデメリットとは

審美性を重視する方にとっておすすめのノンクラスプデンチャーですが、メリットだけでなくデメリットも存在します。両方を把握してから製作するかどうかを決めましょう。
●メリット
○審美性が高い
実際の歯や歯ぐきと同じような透明感のある色(見た目)です。
装着していても一目で入れ歯とは気づきにくく、とくに目につきやすい前歯部に使用するのがおすすめです。
○軽くて違和感が少ない
軽くて薄く作られていることから、はめたときの違和感が少ない傾向にあります。通常の入れ歯にくらべ、慣れるまでにそれほど時間はかかりません。
発音にも影響しにくいので、接客業や話す機会の多い方にもおすすめです。
○歯や歯ぐきを傷つけにくい
金属バネは硬さがあるため、少しのズレで歯や歯ぐきを傷つける可能性があります。
ノンクラスプデンチャーは程よいフィット感で、傷をつける心配がありません。
●デメリット
○調整や修理が難しい
通常の入れ歯とは異なる素材が使用されているため、調整や修理をする際は一度技工所へ送る必要があります。受け取りまでに数日〜1週間程度かかることから、入れ歯の範囲が広い方で以前使っていた入れ歯など替えがない場合にはおすすめできません。
○通常の素材より劣化が早い
ノンクラスプデンチャーは柔らかい素材でできており、通常より劣化が早い傾向にあります。
一般的な寿命は3〜5年程度ですが、お口の中のコンディションによっては1年以内に壊れるケースもあります。
○歯ぐきを覆う範囲が広い
ノンクラスプデンチャーはバネを自由に調節できません。外れるリスクをおさえるために、通常の入れ歯よりも歯ぐきを覆う範囲が広めに作られています。
内側の汚れが残っている状態で使用すると歯ぐきが炎症をおこし、覆われている広い範囲に症状がおよぶため、丁寧なお手入れが欠かせません。
○歯の高さが必要
バネが調節できないため、高さのない歯にかけてしまうと、かんだときにズレる可能性があります。ある程度高さがあり、かみ合わせにも問題ないことが製作の条件です。
○費用がかかる
ノンクラスプデンチャーは保険診療ではありません。自費診療での製作となり、歯科医院によっても金額設定は異なります。費用相場は10万〜45万円程度です。

入れ歯の種類ごとの特徴については、治療前のカウンセリングでも分かりやすくご説明しております。ノンクラスプデンチャーはもちろん、どの入れ歯を選んでいいか分からないという方もお気軽にご相談ください。

 

まとめ

金属のバネを含まないノンクラスプデンチャーは、審美性だけでなく違和感が少ない、歯や歯ぐきを傷つけにくいといったメリットがあり、金属アレルギーの方でも安心して使用可能です。前歯部にはめても自然な見た目を保てるため、若い方にも人気があります。
調整や修理が難しい、劣化が早いといったデメリットも存在することから、正しい管理と定期的なプロによる確認が欠かせません。当院では、入れ歯の特徴やデメリット、お手入れ方法にいたるまで事前に分かりやすくご説明しています。
ノンクラスプデンチャーだけでなく他の入れ歯が気になるという方も、ぜひ一度ご連絡ください。