お口のクリーニング🪥

最近、過ごしやすい気候になってきましたね🌸

皆さんは、歯科医院での歯のクリーニングや検診を定期的におこなっていますか?

痛いところなどがなかったり、治療が終わると、通わなくなってしまうこともあると思います。

でも実は、定期的に歯科医院に通い、歯のクリーニングや検診をすることもとても大事です ⭐

食後や寝る前、歯をきれいに磨いたつもりでも、4~12時間経つとお口の中は徐々に細菌が増え歯にこびりつき、プラークという汚れになります。プラークはまだ歯を磨くことで落とせますが、プラークが除去されないまま時間が経つと、唾液の成分により固まって『歯石』になってしまいます😐歯石はプラークや虫歯の病原菌の隠れ家です。ですが歯石は自分でとることができないため、歯科医院でとってもらう必要があります。

歯石を放置してしまうと、歯と歯茎の隙間から細菌が侵入し、歯肉に炎症や出血を引き起こし、さらには歯を支える骨を溶かし、歯をグラグラにしてしまいます。口臭が酷くなったりもします。(日本は先進国の中での口臭が第一位だとか😥)

こういった症状を『歯周病』といいます。歯周病は日本人の6人中5人はかかるといわれています。

酷くなると歯が抜けてしまう可能性も、、、歯を失う原因は実は虫歯より歯周病の方が多いんです😲

ちなみに各国の80歳で残っている歯の本数(28本中)と定期検診・クリーニングに通っている割合(100%)は

・スウェーデン20本 90%

・アメリカ15本 80%

・日本10本 2%      です。(文献により若干差があります)

定期健診・クリーニングの習慣のある国ほど残存歯数が多いです。

歯が抜けたところはそのままにしておくと抜けた部分の隣や上下の歯が動いたり、伸びてきたりしてしまいます。そのためインプラント・入れ歯・ブリッジなどで補綴することになりすが、それらにはやはりデメリットも伴います。

そして、歯石そのものは無害ですが、歯石の菌がたくさんいて毒素を出します。それが少しずつ血液などを通って全身を回り、脳卒中・骨粗鬆症・心臓疾患・肺炎・早産・慢性腎疾患・糖尿病などの病気

の原因にもなりえます。例えば糖尿病は、歯周病の治療をした方が改善する傾向にあるといいます。

歯を大切にすることは、健康の入り口です✨

ぜひ歯科検診・歯のクリーニングを定期的に続けてみてください👣🌈